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問題33
高齢者の転倒について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 認知症高齢者は、夜間の排尿行動や不穏状態で転倒することが多い。
2 徘徊などで転倒を繰り返す介護施設入所者については、向精神薬などの薬物を用いて歩けないように行動を制限する。
3 転倒により頭部を強く打った場合には、数時間様子をみて、意識障害などがなければ、それ以上の経過観察は要らない。
4 高齢女性は、骨粗鬆症が多いので、転倒により容易に骨折を起こしやすい。
5 要介護高齢者が短期間に複数回転倒した場合には、再度転倒する可能性が高いため、総合的にアセスメントを行い、対策を検討する必要がある。
解答・解説↓




正答番号 1,4,5

1 ○正しい
設問のとおり夜間は、昼間との環境の違い、眠気や寝ぼけなどにより認知症状が強く出て転倒するリスクが高くなります。
2 ×誤り
薬物の使用による行動制限は「身体拘束」に該当します。出来る限り避けなければなりません。徘徊の原因を取り除くことが先決です。
3 ×誤り
転倒により頭部を強く打った場合、1~2ヵ月後に慢性硬膜下血腫を引き起こすことがあり、継続的な観察が必要です。
4 ○正しい
男性に比べて高齢女性は骨粗鬆症になりやすく、骨折のリスク要因となります。
5 ○正しい
短期間に転倒を繰り返すのは、何らかの疾患や精神状況の変化が疑われます。転倒防止のため総合的なアセスメントと対策が必要です。

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