今年度からケアマネジャー試験合格者が受講する実務研修に「実習」が加わります。
香川県のホームページに実施要項が掲載されています。「」内は転載した文です。
実施要項によると「受講者が~中略~実習現場でケアマネジメントプロセスを経験する」となっていますが

●具体的にはどのようなものでしょうか?




香川県介護支援専門員実務研修における実習実施要項 より
「1 目的
介護支援専門員実務研修(以下「実務研修」という。)の受講者(以下「実習生」という。)が、実務研修前期で学んだ知識に基づき実習現場でケアマネジメントプロセスを経験することにより、実践に当たっての留意点や今後の学習課題等を認識することを目的とする。 」

これまでは、実際に居宅支援事業所に配属された後で先輩ケアマネから教えてもらっていたことを研修に組み込むということでしょうか。

●どのような実習先に行くのでしょうか?

「2 実習受入事業所の要件
実習受入協力事業所(以下「実習受入事業所」という。)は、県又は市町から改善勧告又は改善命令等を受けたことがない事業所であって、次のいずれかの条件を満たすものとする。
(1)特定事業所加算を取得している事業所
(2)特定事業所加算を取得していない事業所であって、介護支援専門員の法定研修の指導者等を務める主任介護支援専門員が在籍している事業所 」

つまり、主任ケアマネジャーが在籍する事業所に行くことになります。

実施要項の3,4は事業所の登録、委託に関するもので受講者には直接関係ないので、割愛します。

●どのような体制で実習が行われるのか?

「5 実習生の受入
(1)実習生は、研修機関が提供する実習受入事業所一覧から2事業所を選択し(優先順位を付す。)、所定の様式を研修機関に提出する。研修機関は、実習生と実習受入事業所とのマッチングを行い、実習受入事業所に「香川県介護支援専門員実務研修実習受入依頼書」(第6号様式)を送付して実習受入れを依頼する。
(2)実習受入事業所は、受入れを承諾する場合には、研修機関に「香川県介護支援専門員実務研修実習受入承諾書」(第7号様式)を送付する。
(3)実習受入事業所は、「香川県介護支援専門員実務研修実習受入協力事業所登録申請書」に記載された指導者1人につき実習生を2人まで受け入れることができる。
(4)研修機関は、実習受入事業所に対して実習生に関する必要最小限の情報を提供する。
(5)実習生は、実習を行うにあたり「香川県介護支援専門員実務研修実習同意書」(第8号様式)を研修機関に提出する。
(6)研修機関は、実習生から提出された「香川県介護支援専門員実務研修実習同意書」を実習受入事業所に送付する。」

●実習の内容はどのようなものでしょうか?

「6 実習内容
(1)実習内容は、一連のケアマネジメントのプロセスとする。
(2)実習期間は、実務研修の前期課程が終了した後(毎年1月~2月頃)、概ね3日間とする。
(3)実習場所は、原則として実習受入事業所及び実習協力者(居宅のサービス利用者及びその家族等をいう。以下「実習協力者」という。)の自宅とする。
(4)実習は、介護支援専門員実務研修実施要綱(平成 27 年2月 12 日付老発 0212 第1号厚生労働省老健局長通知の別添1)によるものとする。具体的内容は、香川県介護支援専門員資質向上検討委員会が決定した実習スケジュール案を参考とする。
(5)実習受入事業所は、実習生の予定を聴き取った後、指導者及び管理者と協議の上、実習の日時等を定める。 」

●事業所の責務について

「7 実習受入事業所の責務
(1)実習受入事業所は、実習の受入依頼があった場合には、特段の事由がない限り受け入れるよう努める。
(2)実習受入事業所は、「香川県介護支援専門員実務研修実習受入協力事業所登録申請書」に記載された指導者(主任介護支援専門員で自習内容の説明を受けた者)により実習を行う。また、管理者を含む事業所全体での協力体制の下、実習を行うことができるよう努める。
(3)実習受入事業所は、実習協力者に対して、実習の目的、内容及び期間等について適切に説明し、同意を得る。
(4)実習受入事業所は、必要に応じて研修機関と連携及び協力し、円滑な実習を行うよう努める。
(5)実習受入事業所は、実習が終了した時には「香川県介護支援専門員実務研修実習報告書」(第9号様式)を作成の上、研修機関に提出する。
(6)実習受入事業所は、実習生及び実習協力者の権利を侵害しないよう適切な配慮を行う。
(7)実習受入事業所は、実習生の個人情報について守秘義務を負う。 」

●実習生の責務について(重要です)

「8 実習生の責務
(1)実習生は、実習中に知り得た情報等について、守秘義務を負う。実習終了後においても同様とする。
(2)実習生は、やむを得ない理由により実習を中止する場合には、早急に実習受入事業所及び研修機関に報告し、今後の実習について協議を行う。
(3)実習生は、実習終了後速やかに実習日誌等を研修機関に提出する
(4)実習生は、研修機関が提示する保険に加入しなければならない。
(5)実習時間帯及び実習生の自宅等と実習場所との移動に係る負担はすべて実習生の負担とする。但し、やむを得ない理由により、研修実施機関又は実習受入事業所が特に認めた場合は、この限りではない。 」

赤字の部分を中心に読んでいただけると、大まかな注意点が分かると思います。都道府県により細かい部分は異なると思いますので確認してください。

簡単にまとめると
約3日間、現場のケアマネジャーについてまわり、事業所や利用者宅を行き来する。終了後は課題を作成し提出する。

ちなみに、受け入れ事業所の報酬はというと
実習生一人につき2千円.....ボランティアのようなものですね....

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